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    ニュース

    2015.10.16

    川根本町は「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。

    この町の暮らしに誇りを持ち、美しい地域づくりを
    「日本で最も美しい村」連合に加盟

     
     

    特定非営利活動法人「日本で最も美しい村」連合の臨時総会が、10月2日に長野県木曽町で開催され、本町の連合への加盟が承認されました。
    今回、新たに加盟した6町村地域を含め、全国で連合に加盟する自治体は60町村地域となりました。
    静岡県内では、松崎町に次いで、本町が2例目となります。
     
     
    ◆特定非営利活動法人「日本で最も美しい村」連合とは(連合の目的)
    「日本で最も美しい村」連合は、小さくても素晴らしい地域資源を持つ町や村が、「日本で最も美しい村」を宣言することで自らの地域に誇りを持ち、地域の活性化と自立を住民自らの手で推進することで、将来にわたって美しい地域づくりを行うことを目的としています。
    なかでも、生活の営みにより形成されてきた景観・環境や地域の伝統文化を守り、これらを活用することで観光的付加価値を高め、地域資源の保護と地域経済の発展に寄与することを目的としています。
     
     
    ◆加盟するための条件
    ▼人口が概ね1万人以下であること
    ▼地域資源が2つ以上あること
    景観:生活の営みにより作られた景観(伝統的なまちなみや里山・里海など)
    文化:昔ながらの祭りや芸能、郷土文化など
    ▼連合が評価する地域資源を活かす活動があること
    ・美しい景観に配慮したまちづくりを行っている
    ・住民による工夫した地域活動を行っている
    ・地域特有の工芸品や生活様式を頑なに守っている
     
     
    ◆本町の登録された地域資源
    ▼銘茶川根茶の茶園景観
    ▼国重要無形民俗文化財徳山の盆踊
     
     
    ◆審査の実施及び審査意見
    平成27年5月12日・13日の2日間にわたり、新規加盟にかかる現地審査が実施されました。
    審査当日は、本町の地域資源の視察のほか、鈴木町長や地域で活動される住民の方とのヒアリングが行われました。
    審査意見として、「銘茶川根茶の茶園景観」は、世界農業遺産として認められた茶草場農法を実践し、大井川沿いの傾斜地に広がる茶園や天空の茶園など、多様な茶畑の景観を生み出し、独自性の高い地域資源として評価されました。
    また、地域文化としては、「国重要無形民俗文化財徳山の盆踊」が独自性の高い地域資源として評価され、「かわね来風」の活動や「千年の学校」を通した地元の歴史・文化を継承していく姿勢も、住民が活躍する組織風土が確立しているとして評価されました。
    一方で、町独自の景観保護に関する条例等の整備、木材やお茶に付加価値を付けた商品開発へのインフラ整備や販路・流通の開拓、地域独自の個性豊かな魅力ある食の提供についての取り組みが必要とされました。

     

     

    ◆問合せ先
    川根本町役場 企画課 まちづくり室 電話:0547-56-2221

     
     

    ◆関連リンク

    「日本で最も美しい村」連合ホームページ